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東京オリンピック・「メダルプロジェクト」で、全国、約700の地方自治体などが活動中!従来より回収事業実施の東京・練馬区では順調に推進!

金・銀・銅を海外の鉱山から採掘するということがない点において、環境負荷がない取り組みとして着手

 東京オリンピックで授与される金・銀・銅のメダルを日本国内の使用済みの小型家電のリサイクルで作るプロジェクトとなる「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」が今年の4月から始まりました。2019年の春までに原材料となる金・銀・銅の採取のための使用済み小型家電の回収を完了する予定です。目標となる分量は、金が40㎏、銀が4900㎏、銅が3000㎏となります。金メダル製作に関するIOCに承認された製作方法として、金メダルは、銀の素材に金のメッキ加工で製作する従来型としており、金メダルを製作するには40㎏が必要量となります。金・銀・銅のメダルは、合わせて約5000個が必要となります。各市区町村の自治体とNTTドコモなどが窓口となって、回収作業を行っています。金・銀・銅を海外の鉱山から採掘することもない点で環境負荷のない取り組みが、環境リサイクルの推進として注目されています。以前より、使用済み小型家電の回収事業が実施されていた東京都練馬区などでは、区民に回収方法などが定着しており、スムーズに回収が続けられています。

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さいたま市のメダルプロジェクト推進とそのPR活動

全国967の市区町村が参加へ

 「メダルプロジェクト」に先駆けて、東京都庁では、小池ゆり子東京都知事が、今年2月に使用済みの携帯電話3台を東京都庁内に設置された回収箱に入れました。都庁に設置された回収箱に集められた使用済み小型家電は、新宿区が最終的に回収を管理するものです。7月14日現在、「メダルプロジェクト」に参画する地方自治体である各市区町村は、682の自治体となり、「準備ができ次第参画する意向」としている地方自治体が285となります。目標値は、携帯電話に換算すると2000万台とされていますが、形や作りによって、携帯電話1台から、金銀銅を抽出できる分量にかなりの差があることから、実際に集めてみないことにはわからないそうです。

回収されている使用済み小型家電の種類は?

 回収する使用済みの小型家電の種類の範囲は、各市区町村により、異なります。最大で28品目となりますが、携帯電話のみの回収で実施している地方自治体もあります。回収品目については、各市区町村のホームページなどで調べてみる必要があります。ちなみに、新宿区では、9品目の使用済み小型家電が回収の対象となります。この新宿区の9品目については、携帯電話 デジタルカメラ ビデオカメラ 携帯音楽プレーヤー 携帯ゲーム機 カーナビ 電子辞書 電卓 付属品(リモコン、ACアダプター、リモコンなど)となります。

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練馬区の使用済み小型家電回収箱

練馬区では、回収箱の設置コストもなく、回収はスムーズに!

 練馬区では、以前より使用済み小型家電の回収を行っていたことから、回収箱設置のコストもなく、4月より回収が始められています。昨年度において、1カ月に約250㎏の使用済み小型家電が回収されていましたが、メダルプロジェクトが開始された今年4月以降は、いつもより、回収量が多めになっているそうです。豊島区では、4月から7月までのメダルプロジェクトにおける使用済み小型家電の回収量は、約1400㎏となっています。板橋区や北区でも、メダルプロジェクトが実施されています。

金・銀・銅のメダルができるまでのプロジェクトの進み方

 各自治体で回収された使用済みの小型家電は、認定された事業者に売りわたされ、破砕・解体されます。各市区町村は、売却時の収益を得ます。さらに、金・銀・銅の抽出に必要な部分については、もう一度、別の認定された事業者などに売りわたされて、金・銀・銅に抽出されます。この抽出された金・銀・銅については、認定されたリサイクル事業者が、買い取ったうえで、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に寄付します。このメダルプロジェクトが、メダルの製作において、鉱山からの金・銀・銅の採掘による環境負荷の低減に貢献する事業となることについて、世界にPRしていくことを目的として、認定されたリサイクル事業者からメダル製作のための金・銀・銅が寄付されます。

 寄付された金・銀・銅は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が、事業者に委託して、メダルの形に加工されます。メダルのデザインについては、これから「どのような方法で作成するか」について検討していきます。

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2020東京オリンピック招致特別ライトアップ

東京オリンピックの成功に向けて

 都市鉱山から原料が採取されることにより、環境負荷の少ない金・銀・銅のメダルが製作されて、東京で開催されるオリンピック・パラリンピックの表彰台に登場することは、とても良いことに思います。2019年の春までに、メダル製作に必要な分量の使用済み小型家電を無理することなく集められるかについては少し気になるところです。不要となり置き場に困るほどになっている使用済み小型家電が、正しく集められることになればよいと思います。

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世界の人々がともに競技する素晴らしい空間の実現

 会場の設営や開催期間のごみ回収などにおいて、環境にやさしいオリンピックの開催となることは、新たなレガシーとして定着することが期待されます。オリンピックの精神を守り、世界の人々が競技をともに行うという素晴らしいオリンピックを東京でしっかりと開催できるようにすることが大切なことです。東京オリンピックに向けて頑張っているアスリートたちを思いながら、開催に向けて準備しているニュースも見たいと思います。