PHILOSOPHIA_SOCIETY 〔はてなブログ〕

社会のフィロソフィアを探しています。そのような世界について記述してみることをしています。

今、話題のコーヒーと、コーヒーのメリットや楽しみ方について

日本国内におけるコーヒーの消費量は、1998年に比べて2018年時点で約130%に伸びています。これは、スターバックスが1996年に日本に上陸してから、個人の好みに合わせた「おいしいコーヒー」を自由にセレクトできる点などから人気が高まりました。外出先でほっと一息つきたい時にエスプレッソコーヒーなどから深入り系のおいしいコーヒーをスターバックスの店舗などで楽しめる文化として、普及しました。現在では、国内において、しっかりと定着している文化です。「スタバで休憩しよう」とスタバに来店する若者たちは、おしゃれなコーヒーカップに注がれているコーヒーをスマートフォンで撮影して「インスタグラム」に載せる文化まで盛んになりました。こうして、日本人には、コーヒーを楽しむ文化が広く愛好されています。さらに最近では、健康志向なコーヒーが話題を集めています。血圧が高めの方向けに「血圧を適度に抑制する効果などが期待できるファインコーヒーW」や、「ダイエット用のバターコーヒー」などが話題になっています。

【もくじ】

~・~話題のコーヒー01【ファインコーヒーW】~・~

日常生活で簡単に解決したい2つの問題

「血圧が高めなので抑えて適正にしたい」、「血糖値を下げたい」というニーズは、30代以上の方に増えてきます。特に「血圧」と「血糖値」という問題に関しては、それぞれの対応が必要であり、面倒になりがちです。このような日常生活における問題に対して、「サプリで対応しようか」「良い健康食品を探したい」といったことを考えることもありますが、日常生活に定着するような簡単に摂取できるタイプがなかなか見つからなくて、困ることが多いようです。そのような時にも、一日一杯を毎日において飲めば効能が期待できるタイプのファインコーヒーが人気を集めています。このファインコーヒーWには、「血圧を下げること」に対応するGABA(機能性関与成分)と、「血糖値の抑制」に対応するイヌリン(機能性関与成分)が含まれていることから、信頼性などで高い評価を得ています。

高めの血圧を正常値に近づけるおいしいコーヒー「ファインコーヒーW」機能性表示食品

信用性のある2つの成分が魅力に

一回分のファインコーヒーW(1袋・・4g)のなかには、20㎎のGABA(機能性関与成分)と、750㎎のイヌリン(機能性関与成分)が含まれています。GABA(機能性関与成分)と、イヌリン(機能性関与成分)における成分については、様々な研究から効能となる結果が報告されています。GABA(機能性関与成分)については、「血圧が高めの方において血圧を抑制する効果」に関する報告あります。イヌリン(機能性関与成分)については、「唐の吸収を抑えることで、食後における血糖値の上昇を抑制する効果」があることが報告されています。

改善した後でも、安心して楽しめる

ファインコーヒーWの魅力は、血糖値や血圧が正常な範囲の方が、ファインコーヒーWの飲用によって、血糖値や血圧のいずれも正常値以下にまで下がることがないことを確認していることです。ファインコーヒーWは、健康な状態になれば、そのまま健康でいられるので、余計な心配事もなく安心して、利用しつづけられるところも、とても便利です。ですので、「血圧が高めなので抑えて適正にしたい」、「血糖値を下げたい」という2つのうちのどちらかの一つだけを解決したい方にも適しています。

高めの血圧を正常値に近づけるおいしいコーヒー「ファインコーヒーW」機能性表示食品

2つの課題を楽しいコーヒータイムで解決する

ファインコーヒーWを飲用しはじめてから、どれくらいで効果が出るのかについても、気になる点です。この期待できる効果がでるまでには、個人差がありますが、一般的に4週間くらいであることが研究の結果として報告されています。毎日の運動に取り組みながら、爽やかで健康的な生活のなかで、一日一杯のコーヒーをお好きな時に楽しめばよいところが魅力です。ファインコーヒーWは、ホットコーヒーでも、アイスコーヒーとしても楽しめます。「血圧が高めなので抑えて適正にしたい」、「血糖値を下げたい」という問題を抱えている方には、とても人気が高くなっています。ファインコーヒーWは、コーヒーの味わいや、コク・苦みも程よくあることから、健康で爽快なコーヒータイムにピッタリです。

ファインコーヒーW(1袋・・4g)は、100ml~150mlのお湯が適量です。
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~・~話題のコーヒー02【バターコーヒー】~・~

簡単なダイエット方法としても知られているバターコーヒー

今、密かに人気が高まりつつあり、少しずつ注目を集めてきているのが「バターコーヒー」です。はじめて聞いた時には、少し違和感を感じるかもしれませんが、安全なダイエット方法としても、とても人気があるコーヒーです。「バターコーヒー」は、コーヒーマフィアの有明店で楽しむことができます。東京に有明日本橋室町・八重洲に店舗がありますが、現在のところ、「バターコーヒー」は、有明店のみでの商品になります。

一般のコーヒー豆・・コーヒーの楽しみ方には、深みがあります。

朝のファステイングにバターコーヒー

「バターコーヒー」での一般的なダイエットの仕方は、朝のファステイングです。朝ごはんのかわりに「バターコーヒー」を一杯飲みます。食事をしてから消化が終わるまでに一般的に18時間かかります。この朝の1回分について、「固形の食物を摂取しない」ことで、内臓を休めるために「バターコーヒー」にかえるわけです。人間の身体における内部機能においては、炭水化物の摂取がない時に、体内に蓄積してあるケトン体をエネルギー源にします。ここに「バターコーヒー」のバターがケトン体になり、脂肪燃焼として役立つわけです。これにより、「脂肪燃焼の促進」が活性化されるので、体内の脂肪も減っていくわけです。このことからダイエット効果を促進していくわけです。このような「バターコーヒー」におけるバターがケトン体として作用することから、いわゆる「腹持ちが良い状態」にもなるわけです。

グラスフェッドバターの魅力

「バターコーヒー」のバターは、炭水化物でないので、高栄養価なわりには、低カロリーなので人気も高くなっています。「バターコーヒー」に使われているバターは、「グラスフェッドバター」と呼ばれるものです。「グラスフェッドバター」とは、自然のなかで放牧されたままの環境で、牧草で飼育されている牛のミルクから製造されたバターです。この「グラスフェッドバター」の魅力は、普通のバターよりも脂溶性ビタミンであるビタミンAや、ビタミンD、ビタミンEが豊富な点です。さらに植物油に多く含まれている不飽和脂肪酸も豊富に含有されています。「バターコーヒー」には、「グラスフェッドバター」以外に、栄養補給機能が豊かな「MTCオイル」が入っているとよいです。この「MTCオイル」は、体内で栄養摂取されやすい性質があります。

市販されているグラスフェッドバター

~・~国内においてさらに普及するコーヒー~・~

時代とともに国内のコーヒーへのニーズは高まる

2019年12月中国の武漢に発生したコロナウィルスは、2020年の初頭より、少しずつ日本国内に広がり、2021年9月30日までに3回の緊急事態宣言がありました。これにより、家に滞在する時間が増えた国内の一般人は、調査対象者全体の約4割がコーヒを飲む頻度が増えたという調査結果も出ています。この2020年の12月の調査では、国内の一般人において、調査対象者全体の約8割の人は、コーヒーを飲む習慣があるとの回答が得られています。このように国内の一般人における生活習慣に定着するコーヒーには、それだけの理由があります。

~・~コーヒーを飲用することによるメリット~・~

ポリフェノールの含有量の多さに注目が高まる

コーヒーは、緑茶や、紅茶、ココアなどに比べて、ポリフェノールとカフェインの含有量が多いことから、健康に良い効果が期待できるといわれています。赤ワインは、コーヒーよりも少し上回るほどの比率でポリフェノールを含有しています。最近では、健康に赤ワインを適量だけ飲むというワイン愛好家も増えているわけです。コーヒーに含まれるポリフェノールに関しては、緑茶や紅茶、ココアに比べて約2倍近くの含有量があります。食品100グラムにおける含有量では、ホウレン草や、大豆、フルーツジュース、豆乳、野菜ジュースなどに比べても、約4倍以上の含有量があります。ポリフェノールとは、植物が活性酸素から植物自身の機能を守るために作り出される物質で、抗酸化物質と言われています。ですので、ポリフェノールは、人間が飲用することで、身体の老化に対する抑制効果があるともいわれています。

欧米では、コーヒーを大切に愛用する方が多いです。

ポリフェノールの効用とは

ポリフェノールは、原料となる植物によって、種類がちがってきます。緑茶の場合においては、有名な「カテキン」です。「カテキン」は、風邪の予防にも効果があるといわれています。コーヒーに含まれる主なポリフェノールは、「クロロゲン酸」です。ですので、緑茶の「カテキン」とは、ちがった効能を持っていることになります。第一には、抗酸化作用です。ポリフェノールは、活性酸素が大量に増えることによって、発生する「免疫力の低下・老化・皮膚におけるシミやしわ」などを防ぐことができます。これ以外にも、糖尿病の予防や、脂肪燃焼の促進、肝臓の健康を守る機能などがあるといわれています。カフェインの効能については、「眠気の抑制・消化の促進・基礎代謝の促進」があるといわれています。しかし、あまり大量のカフェインを摂取すると体に良くないともいわれています。

カフェインの適正な摂取量は

米国食品医薬品局(FDA)や、欧州食品安全機関(EFSA)などの欧米の公的機関では、カフェインの摂取量における安全な分量として、コーヒーで換算した場合に660 mlとしています。ですので、マグカップ(約250ml)ならば、2杯と半分くらいが安全な分量の範囲となります。

良く知っておきたい研究について

レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーの比較において、インスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーのポリフェノール含有量の約5分の1しかないということを実証した研究調査もあります。別の研究結果には、レギュラーコーヒーとインスタントコーヒーのポリフェノール含有量は、「約10%程度しか変わらない」というものまであるそうです。これらの結果から、レギュラーコーヒーであれば、含有量的な増減もあまりないようです。

~・~コーヒーにおける時代の変遷~・~

ファーストウェーブで、誰もが親しめるコーヒーに

コーヒーには、トレンドの大きな潮流が歴史の変遷のなかにあります。このトレンドの大きな潮流を3段階に分けて、ファーストウェーブからセカンドウェーブ・サードウェーブと呼んでいます。ファーストウェーブは、コーヒーの大量生産・大量消費が重要視されて、一般人にまで幅広く普及した時代です。海外では、1870年くらいに始まりました。世界においてコーヒーが安価になり、人々に親しまれるようになりました。日本でも、1969年には、上島珈琲が世界初の缶コーヒーを開発しました。翌年の大阪万博では、この缶コーヒーが大きな注目を集めました。

セカンドウェーブの文化的な豊かさ

1970年代以降に登場した第二の大きな潮流であるセカンドウェーブでは、アメリカのシアトルのコーヒーショップから広がっていったもので、濃く深い味わいとなる深煎りのコーヒーが大人気となりました。このトレンドを形成したのがスターバックスなどのコーヒーショップなわけです。エスプレッソなどもこの時代に登場したようです。セカンドウェーブは、1970年代から1990年代といわれています。

サードウェーブとスペシャリティーコーヒー

2000年頃から登場したサードウェーブでは、「シングルオリジン・ハンドドリップ・ダイレクトトレード・浅煎り」が特徴といわれています。生産国の各農園から、どのような品種のコーヒー豆かまで限定(シングルオリジン)して、直接的に買い付け(ダイレクトトレード)をおこなうところにあります。これにより、コーヒー豆の特徴に適合する高度な焙煎方法などによって、雑味のないとてもおいしいコーヒーを作りあげます。コーヒー豆の特徴を活かした「浅煎りによる製造方法」が主流となっています。この時代にはスペシャリティーコーヒーという概念も登場してきます。スペシャリティーコーヒーでは、「コクの深さや、雑味がないこと、フルーティなおいしさなど」の一定の基準を設けています。この基準に適合することで、スペシャリティーコーヒーと認定されるわけです。このような基準からも、サードウェーブのコーヒーは、おいしいといわれています。サードウェーブのコーヒーにおけるパイオニアとして世界的に知られているのが、ブルーボトルコーヒーです。現在において、国内でも人気がとても高いことで話題となっています。スペシャリティーコーヒーには、アーモンドなどから様々なナッツの味わいを活かしたものから、多様なタイプが登場しています。このようなスペシャリティーコーヒーの多様な味わいを探求することも、とても魅力的です。

ダイレクトトレードにより、コーヒー生産者も事業収益を拡大しています。

生活のなかでのコーヒーの効用を考える

日本には、緑茶の文化がありますが、世界の栄養成分の良い文化を知ることで取り入れていくことも大切に思います。コーヒーについてよく学んで、ただしく生活に活かしていきたいものです。この上でもう一度、日本の緑茶文化にも、もどってみることを大切にしたいと思います。ポリフェノールの抗酸化機能は、老化やシミ、しわなどを抑制してくれるので、美容から健康にまで役立つところがとても優れているので、しっかりとうまく取り入れたいと思っています。緑茶や紅茶の約2倍となるポリフェノールの含有量に気づいてからのほうが、コーヒーの有効性をよく感じるようになり、コーヒーに対する関心が高まりました。エスプレッソコーヒー(もしくは、コーヒー)に、ミルクや生クリームを入れたりすることから、様々なタイプのコーヒーについて、研究を進めていくことも楽しい世界になると思います。さらにサードウェーブの良さやセカンドウェーブの良さをよく味わいながら楽しんでみたいです。コーヒーのファーストウェーブ時代におけるコーヒーの普及の進展には、あたたかな人の世界を感じられるので、そのような時代について、もっと知りたくも思います。